よくある質問
皆さまから寄せられるご質問にお答えします
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大腸ポリープ切除
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切除後は普通の生活にいつ戻れますか?
切除後の回復には個人差がありますが、以下を目安にしていただくと良いでしょう。
- 食事:切除当日は消化にやさしいものを中心に、翌日以降は徐々に通常食に戻します。
- 運動・重いものを持つ:術後1週間程度は激しい運動や重い荷物を持ち上げることは控え、様子を見ながら少しずつ日常生活に復帰していきます。
- 飲酒・喫煙:出血リスクを高める可能性があるため、医師が許可を出すまでは控えるのが望ましいです。
状況によっては入院期間や日常生活への復帰のタイミングが異なるため、主治医の指示に従いながら体調を見極めて生活を調整してください。
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どのような合併症が起こり得ますか?
内視鏡による大腸ポリープ切除は比較的安全性が高い治療法ですが、まれに以下のような合併症が起こることがあります。
- 出血:切除部位から出血が続くことがありますが、多くは内視鏡による止血処置が可能です。
- 穿孔(せんこう):腸に穴が開くリスクは低いものの、万一発生した場合は緊急手術が必要となる場合があります。
- 感染:切除面から菌が入ることで発熱や腹痛が生じることはごくまれですが、念のため症状が出た場合は早めに医師へ相談してください。
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大腸ポリープ切除は日帰りでできますか?
病院やポリープの大きさ、形状、患者さんの体調によって異なりますが、多くの場合は日帰りあるいは1泊程度の入院で対応可能です。
比較的小さいポリープで合併症のリスクが低い場合は、日帰りで切除し、数時間程度の経過観察後に帰宅できるケースが増えています。
ただし、大きなポリープや複数のポリープを切除する場合は入院が必要となることもあるため、主治医と相談のうえ手術方法を決定します。
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ポリープを放置しても問題ありませんか?
大腸ポリープは、良性のものも含めて時間が経つにつれがん化リスクが高まる可能性があります。
特に「腺腫性ポリープ」は放置するとがんに進行しやすいとされています。
初期の段階では症状がほとんどないため、定期検査でポリープが見つかった場合は、早めに切除しておくことが大腸がん予防において非常に重要です。
健康診断・人間ドック
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結果はどれくらいで出ますか?
一次検査の結果であれば、当日にお伝えできますが、詳しい結果が出るまでには2週間程度かかります。
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妊娠中でも受診できますか?
X線撮影やMRI、CT、マンモグラフィーなどの検査は受けられません。血液検査、尿検査、心電図検査、超音波検査は受診可能です。
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生理中なのですが、尿検査や便検査を受けてもよいでしょうか?
正確な結果がでない可能性が高いため、受診日の変更をおすすめします。
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いつも飲んでいる薬は当日も服用してよいでしょうか?
かかりつけ医に相談してください。服用する場合は、朝7時までにコップ1杯の水で飲むようにしてください。
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前日の食事について制限はありますか?
検査の10時間前までには食事を済ませてください。暴飲暴食は避け、アルコールや刺激物の摂取も控えましょう。
水分については、お茶か水であれば適量を摂取してかまいません。スポーツ飲料やコーヒーなどカフェインを含む飲み物、糖分を含む飲み物などは控えてください。
まずはお気軽にご相談ください
内視鏡検査は、早期発見や予防医療において非常に重要な検査です。
少しでもお身体の異常を感じたら、検査をおすすめします。