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生理の異常

生理の異常とは

生理の異常は、女性ホルモンのバランスが崩れたり、子宮や卵巣に病気が隠れている可能性を示唆していることがあります。

早期に発見し、適切な治療を受けることで、健康な日々を取り戻せるかもしれません。

このページでは、生理の異常の状態と原因、婦人科受診でできることに関して詳しく紹介します。

生理の異常とは、一般的に以下の状態を指します。

生理不順

通常の生理周期は、25~35日と言われています。

これより短い周期や長い周期、または周期が不規則な状態を指します。

生理不順の原因

生理不順の原因は様々で、ホルモンバランスの乱れ、ストレス、生活習慣の乱れなどが考えられます。

具体的には、急激なダイエットや過度な運動、不規則な睡眠、多嚢胞性卵巣症候群などが挙げられます。

また、子宮や卵巣の病気、甲状腺の病気なども原因となることがあります。

受診が必要な目安

生理が3ヶ月以上ない場合や、出血量がいつもと比べて極端に多い・少ない場合は婦人科を受診しましょう。

また、不正出血や強い生理痛がある場合も、早めに受診することをおすすめします。

可能性のある病気

生理不順の原因となる主な病気として、以下のようなものが挙げられます。

  • 子宮内膜症
  • 子宮筋腫
  • 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
  • 甲状腺疾患
  • 子宮頸がん
  • 性感染症

生理不順が続く場合は、婦人科を受診し、適切な検査を受けることをおすすめします。

出血量の異常

出血量が極端に多いことを過多月経、少ないことを過少月経といいます。

生理の出血量は、個人差が大きく、一概に「これが正常」と断言することは難しいですが、一般的には1回の生理で20~140ml程度が目安とされています。

生理痛が重い

生理痛が日常生活に支障をきたすほど強い場合、それは単なる生理痛ではなく、月経困難症の可能性があります。

生理痛の原因は様々ですが、子宮内膜症や子宮筋腫といった病気が隠れている場合もあります。

不正出血

生理以外の時期に起こる出血を不正出血といいます。

生理周期が安定している方にとっては、突然の出血は不安に感じる方も多いでしょう。

主な原因としては、ホルモンバランスの乱れ、子宮や卵巣の病気、ストレスなど様々です。

月経が来ない(無月経)

3ヶ月以上生理がこない状態を無月経といいます。

妊娠、授乳期、閉経期などでも起こる症状ですが、病気による原因も考えられます。

生理の異常の原因

生理の異常には、様々な原因が考えられます。

ホルモンバランスの乱れ

ストレス、体重の変化、激しい運動、避妊薬の使用などが原因でホルモンバランスが乱れ、生理の異常に繋がります。

鉄分やカルシウムを積極的に摂取することや、適度な運動、規則正しい生活で改善する場合もあります。

子宮や卵巣の病気

子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣の腫瘍などが原因となることがあります。

早期発見・早期治療により、合併症を防ぐことができるため、早めに受診しましょう。

そのほかの病気

甲状腺機能低下症、糖尿病など、子宮や卵巣ではない病気も原因となることがあります。

妊娠

妊娠初期には、不正出血が見られることがあります。

着床出血と生理の違いとして、着床出血は生理に比べて出血量が少なく、期間も短いことが特徴です。

また、色は鮮血やピンク色である傾向にあります。

婦人科受診でできること

原因の特定

よくある原因の一つがホルモンバランスの乱れです。

月経周期はエストロゲンとプロゲステロン、黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモンなどによってコントロールされています。

しかし、思春期や更年期などでは、そのバランスが乱れやすく、不正出血も起こりやすくなります。

他にも、ストレスや睡眠不足、過度なダイエットなどもホルモンの分泌に影響しやすく、不正出血が起こる要因です。

適切な治療

膣炎とは、細菌や真菌、ウイルスの感染などが原因で起こる膣内の炎症です。

主にクラミジアや淋菌、トリコモナスなどの性感染症が原因で起こります。

その結果、膣の粘膜や血管がダメージを受けやすくなり、出血に至ります。

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